破局噴火 スーパーボルケーノ


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破局噴火
スーパーボルケーノ
カルデラ破局噴火

この記事は2016年4月 平成28年熊本地震の最中に書いています
今回の地震が阿蘇の破局噴火につながる根拠はどこにもありません

破局噴火の意味を確認するため
身の回りの危機について知るために書いています
危機感を煽るためではないのです

超簡単に 破局噴火とは

地球の内部は厚さおよそ30kmに及ぶ岩盤があります
その中にところどころマグマ溜まりがあります

  • 普通の火山の場合
    マグマ溜まりからガスとか溶岩が噴出する
  • 破局噴火の場合

マグマ溜まりの圧力が低下(地震とか)
  ↓
マグマの中に閉じ込められていたガスが発泡する
  ↓
マグマ溜まりごと爆発する・・・まるごと
  ↓
火砕流は全方向に流れ出る
  ↓
半径数十kmの生物は死ぬ
  ↓
地球規模の気候変動が起きる

破局噴火の相場

噴火の規模を表す火山爆発指数
VEI は0~8まであります

日本国内(北方領土を含める)では

過去2000年に
噴火110回
VEI 4以上6未満;52回
VEI 6以上 ;一度もない

破局噴火は大抵
VEI 7~8になるそうです

カルデラ噴火って?

「カルデラ」ってcaldera スペイン語の鍋とか釜の意味らしいんです

阿蘇山のカルデラもクレーターみたいな形をしています

カルデラができる原因を超大雑把に言うと

  • 破局噴火でマグマ溜まりが吹っ飛んで噴出物でできる
  • マグマ溜まりがマグマの移動で空洞化して陥没してできる
  • その他複雑な混合型

昔は大きな火山が成長しすぎて重くなりすぎて
また地面に沈み込んでしまったため山裾だったところが
カルデラ外輪山だと言われてたけど
阿蘇山は富士山を超えるような巨大な山ではなかったかも・・・

火山が山として盛り上げらなくても
マグマ溜まりが爆発後陥没して
カルデラを形成することもある

だから破局噴火も「カルデラ破局噴火」と呼ばれるものもあります

主なカルデラ噴火を超簡単に抜粋

  • 九州

阿蘇カルデラ(あそ)
姶良カルデラ(あいら)
鬼界カルデラ(きかい)
 などなど

  • 本州

立山カルデラ(たてやま)
箱根カルデラ(はこね)

  • 北海道

屈斜路カルデラ(くっしゃろ)

他にも沢山 ありすぎです
「日本のカルデラ」ウィキペディア

下の図は 独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室のHPから引用

caldera

 

破局噴火って来るの?

 

  • 過去の普通の大噴火を見てみます

1914年 桜島
1707年 富士山宝永噴火
1783年 浅間山噴火(死者1400人)

  • 破局噴火、カルデラ噴火だともっと派手です

9万年前 阿蘇4噴火(阿蘇は30万年から9万年前までに4回)
7300年前 鬼界カルデラ噴火(アカホヤ噴火)・・・日本はこれが最後

破局噴火は数千年に1回起きるとされています

おいおい
そろそろぢゃないかよ?

こんな時
あわてて変な詐欺や宗教団体に引っかからないようにご注意ください

ご近所では
1991年フィリピンのピナトゥボカルデラ火山が最後ですね(VEI;6です)

マグニチュード9の地震が起きると周辺で火山の噴火が起きるとも言われています
3.11はM9です

破局噴火の被害は?

阿蘇4噴火はすごい

放出されるマグマの量で
江戸にも灰を降らせた「富士山宝永噴火」の1000回分!

鬼界カルデラ噴火(アカホヤ噴火)の5倍

鬼界カルデラ噴火のあとから出土する縄文土器は
その他の土器と様式が異なることから
鬼界カルデラ噴火で一つの縄文文化が滅んだと考えられています

阿蘇4噴火の時は火砕流は山口県にまで達したらしい
九州って山が多いですが乗り越えていたんでしょうね

鬼界カルデラ噴火で7300年前
阿蘇4噴火は9万年前

世界を見ても数千年に一度の出来事ではまだまだ未知の領域です
アメリカのイエローストーン国立公園のマグマ溜まりは超巨大で
セントへレンズ(1980年VEI;5)の1000倍のマグマだそうです
約60万年周期の爆発です
最後の爆発から64万年経ています
近年、地震 地形の変状等活動が見られます
これが爆発しちゃうと地球上の生物の危機になります

1991年フィリピンのピナトゥボカルデラ火山の噴火がVEI;6です

富士山の噴火も恐ろしいですが
生物の絶滅まで起こす破局噴火(スーパーボルケーノ)は恐ろしいです

引用します
ここに貴重な記事をコピペします

ダイヤモンドオンライン
「日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力
長尾年恭・東海大学海洋研究所教授 地震予知研究センター長に聞く」2015年3月12日 より

—-地震・火山大国なのに、ずいぶんと遅れているのですね。

—そうなのです。たとえば、NATO(北大西洋条約機構)では、「戦争より自然災害の死者の方が多い」ことに注目していて、災害対策に力を入れています。また、ペルーやエクアドル、フィリピンなどの地震・火山国では、国際協力機構(JICA)の支援で最新鋭の火山のモニタリングシステムが導入されています。

雑感だけど

日本のどこかにいつか
破局噴火(スーパーボルケーノ)はやってくるのでしょうね
こんだけカルデラがあるんだから

しかし、GPSの活用も進展してるしスパコンもあるし
地震学も日々深化している
あらゆる角度から
予測はできると思う

グーグルマップを見て改めて思う
日本はすごい海溝の真ん前にいる
フォッサマグナ、中央構造線がはっきり見える
阿蘇の外輪山の中に町がある
富士山周辺には主要都市がある

しっかり考えないと・・・