津波てんでんこ、命てんでんこ


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「津波てんでんこ」「命てんでんこ」という知恵

まずは逃げる
昔からあった言葉ではないそうです

 

自分の命は自分で守る、ただそれだけの意味ではなさそうです

 

ウィキペディ先生によれば

”津波てんでんこ(つなみてんでんこ)は、1990年(平成2年)11月に岩手県下閉伊郡田老町(現・宮古市)にて開催された第1回「全国沿岸市町村津波サミット」において、津波災害史研究家である山下文男らによるパネルディスカッションから生まれた標語。同様の意味で「命てんでんこ」がある。”

津波てんでんこの意味

もろに訳せば
「てんでんこ」は
「てんでん」つまり各自とかめいめいに東北によくある「こ」がついたもの

自分の命は自分で守るということ

津波が来たらなりふり構わず自分だけ逃げろ
ということ

それだけだろうか

各自が自分のことだけを考え
逃げてしまって

逃げ遅れた家族や他人が死んでしまっても
それはお互いさま
誰も責めてはいけない、思い悩むのをやめよう
という暗黙のルール

ここまででは誤解を生みます

大きな意味

またウィキペディアの言葉を借りると

”しかし、元々この言葉を防災の標語として提唱した山下文男は2008年の著作で、この言葉に「自分の命は自分で守る」ことだけでなく、「自分たちの地域は自分たちで守る」という主張も込めていると述べており、緊急時に災害弱者(子ども・老人)を手助けする方法などは、地域であらかじめの話し合って決めておくよう提案している”

 

 決して利己的な意味で「津波てんでこ」があるわけではないのですね

時系列で自分なりに考えてみました

普段から避難の方法を考え情報を共有しておく(最も重要)
  ↓
地震を感じた
  ↓
他人の意見に左右されず危険を感じたら避難を始める(てんでこ)
  ↓
率先して避難行動を起こすことでほかの人の避難を促す(てんでこ)
  ↓
気が付くのが遅い人を急き立てる
  ↓
逃げる速度が遅い人を手助けする
  ↓
最悪の場合自分だけでも逃げる(てんでこ)
  ↓
ベストを尽くして助かる
  ↓
できることはしたので自分を責めない、人を責めない(てんでこ)

総括的な非常時の哲学だと思います

人間関係の復旧

自分だけ助かってしまった

という思いはどうしようもなく付きまとうと思います

そのとき「津波てんでこ」「命てんでこ」という言葉があれば
救われると思うし
人を責めたい気持ちを静め冷静になれると思います

生き残った人たちが人間関係を復旧させる大事な考え方です

 

参考にしてください→ 逃げるには まず靴