ぬるぬる地震 スロースリップ



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弱い地震だ
津波が来るはずはない
突然大津波が・・・

超簡単に地震の種類

ひどく大雑把に言うと2通りあります(諸説ありますが)

  • プレート境界の地震(海溝型)
  • プレート内地震
     ○ 沈み込むプレート内の地震
     ○ 陸地の浅い地震(断層型、直下型)

地球は表面の土をどけると岩が出てきます
海の中でも同じです海は低いところに水がたまっているだけですから

そんでその岩
一枚岩ではありません
超テキトーに言えば地球は十数のプレートという岩の塊でできています
厚さは70km~100kmぐらいなんですが
そのプレートがゆっくり移動しています

プレートの境目では

  • ぶつかり合って片方が下にもぐっていく
  • ぶつかり合って両方がせり合う
  • 境目でこすれるようにすれ違う
  • 離れあう 隙間に別の岩盤が入り込む

日本の周りでは”ぶつかり合って片方が下にもぐっていく”です
その境目が海溝という深い海の溝になっています

片方のプレートがもぐり込んで行くのはいいけれど

もぐり込まれた方も巻き込まれて引きずられます(左;陸)

      →                 ←
(左;陸)********巻き込まれる ⊃ / もぐり込む********(右;海)
 

巻き込まれた方はもとに戻ろうと
プルンとなります(左)

      →              ←
(左;陸)********プルン ~ / もぐり込む********(右;海)
           

これが

  • プレート境界の地震(海溝型)です
  • 沈み込むプレート内の地震
     上の図(ヘタでスミマセン)の右のプレートに起こります
     ぶつかり合ってギュウギュウやるのでストレスに耐えられなくなって岩が壊れます

  • 陸地の浅い地震
     上の図の左側もストレスがたまって壊れます

日本は2つの陸のプレートと2つの海のプレートがぶつかり合うところにあります
複雑に大変な力がかかっているんですね

活断層って

断層
(沈み込むプレート内の地震、陸地の浅い地震) の起きるしくみ

岩に大きな力がかる
  ↓
岩の中にストレスがたまる
  ↓
岩が我慢できなくなる
  ↓
岩が壊れる
 この”岩が壊れる”は
 ずれるように破壊されます
  ↓
断層ができる パカッ ズズッズズッ ←これが地震です
  ↓
地表に揺れとして伝わる ←これが地震動です でも僕らはこれを「地震」として感じます

活断層があるから地震が起きやすい
よく耳にしますが

いままでの説明では
地震 → 断層

でしたよね

断層 → 地震

ではありません

断層は地球の傷あとと考えてみます

傷が完全には治っていない
  ↓
再度ストレスがかかる
  ↓
また切れちゃって血が出てくる (地震)

治らない傷 これが”活断層”です

ぬるぬる地震

さて いよいよ「ぬるぬる地震」(スロースリップ)です
別名;津波地震

地震の原因は

  • プレート境界の地震(海溝型)
  • プレート内地震

でしたが

どちらの地震も早い話岩のズレによって起きます

そのズレる時間がゆっくり起きることがあります

性質が悪いのはゆっくり起きるので地震を感じにくいのです

洗面器に水を入れて揺すってください
どう揺すろうが波(津波)は起きます
ゆっくり揺すってください
津波は起きますね

避難行動がとれないのです

1896年の明治三陸地震津波が有名です
緩やかな揺れを感じたそうです
建物の被害は大したことはなく人々は油断したらしいです

しかし巨大津波がやってきました
死者行方不明者を合わせると約2万2000人
流出、全半壊家屋1万戸以上に及びます

これが「ぬるぬる地震」(スロースリップ)です

ぬるぬる地震の場所ではストレスは解放されるようですが
周囲にストレスがたまりそこで巨大地震が発生する可能性が高いようです

最近ではGPSで地殻変動の測量ができるようになり巨大地震の予測に役立てる
研究がおこなわれています

別の概念ですが
チリ沖地震のように
遠くで起きた地震では
地震は感じないのに津波だけが来ます
前触れもないまま津波だけ襲ってくるので
「ステルス津波」
と呼ばれています