熱波


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heat wave

熱波 日本ではまだあまり馴染みのない気象用語ですが

熱波とは
高温の空気が押し寄せてくる状態です

わが国では明確な定義はなさそうですが

気象庁では

”広い範囲に4~5日またはそれ以上にわたって、相当に顕著な高温をもたらす現象。
「相当に顕著な高温」としては、平年値が最も高い時期において「かなり高い」気温を目安とする。”

としています。

ちなみに、猛暑日:日最高気温が35度以上の日。 (気象庁)

どうやら気温を観測した結果ではなく、広範囲の異常気象を言うのでしょう

熱波の起こる仕組みをざっとまとめると

日本のような北半球の中緯度では以下の仕組みとなります

偏西風の蛇行が大きくなる
   ↓
高気圧が孤立して動けない(ブロッキング現象)
   ↓
高気圧が大型化して長期間居座る
   ↓
赤道付近の熱い空気が次々に流れ込む
   ↓
どんどん気温が上昇する
   ↓
  これが熱波

熱波の特徴

  • 晴天が続く
  • 翌朝までの放射冷却が間に合わず熱が蓄積する
  • 湿度が低い傾向にある
  • 風が弱い
  • 熱波のピークが過ぎて寒気が入り込むと極端な集中豪雨になりやすい

 

熱波の被害

身体

  • 熱中症
  • 脱水
  • 光化学スモッグ
  • 熱帯の疾病の流行

環境

  • 山火事
  • 水不足
  • 農業被害
  • 飢饉
  • 熱波のあとの豪雨、洪水
  • 政治的混乱、暴動、テロ、地域紛争、戦争

近年のすごい熱波

  • 2015年ではイランからインドでは

「イラン南西部のペルシャ湾に面したバンダルマズハーでは7月31日に気温が46度となり、湿度などを加味した体感温度は74度に達した。同紙によると体感温度に関する公式記録はないが、2003年7月にサウジアラビアで観測された81度に次ぐ数値とみられる。」(産経ニュースより)

  • 2003年にはヨーロッパで大規模な熱波があり関連死まで含めると死者5万2千人以上とも言われています

 

日本では

日本の夏も毎年最高気温の記録更新ですよね

しかし熱波、高温での死者は二桁台なので
今一つピント来ていないかもしれません

原発がまともに稼働できない状況ではありながらも

  • 各家庭にもエアコンが普及している
  • 公共施設、ショッピングセンターなどエアコンが完備された施設が多い
  • 飲料水が豊富(そうも言ってられないのですが・・・)
  • 都市公園、街路樹が整備されており日陰がある

などなど今のところ幸運が続いています

しかし今後どうなるかはわかりません

知的に進化した生命体のたどる運命はおおよそ知れたものかもしれません

日本だけが例外と考えるのは危険です

対処法は少しでも涼しいところに逃げるしかない

地球規模の災害はしかも長期間に渡る異常気象では
具体的な対処法は考え付きません

あらゆるサバイバル技術と強い精神力で生き残るしかありません