デマ・流言飛語


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デマ、流言飛語、噂

みんなが言っている
テレビで言っていた

簡単に信じてはいけません

しかし、夏の陽炎のように毎日毎日
あやしい情報は次々と立ち現れてきますね

大地震をはじめ広域の災害では
デマ、流言飛語は重大な損害をもたらします

デマ、流言飛語の意味

根拠のない噂のことです
ドイツ語のDemagogie (デマゴギー)を略して
デマになりました

意図的に嘘、噂を流して多くの人を扇動する場合に使われます
政治的意図がある扇動に使われることが本来ですが

災害時など人々が不安やパニックにあるときには
自然発生することもあります

流言飛語とも混同されますが

個人的な分類ですが

  • デマ:誰かが意図的に流す嘘、噂
  • 流言飛語:自然発生的に拡散する根拠のない噂
         (拡散している各自は嘘、誤情報とは認識していない)

ということだと考えます

災害時にはデマであろうと流言飛語であろうと
自分のみならず周囲の人も巻き込んで
危険な状態に突入してしまう恐ろしい心理状態を生みます

デマ、流言飛語の発生

私の勝手な想像ですが
人間という動物の生物学的な集団行動に起因するものだと
思っています

自分の力ではどうにもならない状況になる(生存が脅かされる)
  ↓
何とか状況を把握しようとする
  ↓
情報を欲しがる
  ↓
有用な情報が得られない、情報が信じられない
信じたくない(日ごろの不安、不満、願望)
  ↓
断片化した情報を無意識のうちにつなぎ合わせる
  ↓
間違えた「現実」が正当化される
  ↓
他の人に伝えたくなる

災害時だけではなく

社会不安が募ると扇動者によって洗脳されることにもなります

情報パニックも広い意味では同じようなものですね

デマ、流言飛語の発生の発生土壌

  • 情報の不足、断片化、多すぎる情報;
     豊富に信頼できる情報が得られない場合
     情報統制されている場合
     少しずつ異なる情報が氾濫している など
  • 問題の重要性;
     生命にかかわる内容
     財産の危機になるような内容
     (さらに大きな地震が来る、伝染病が蔓延している 
     トイレットペパーがなくなる など)

 さらに

  • 不安、不満、願望
    がデマ、流言飛語を成長させます
    (もっと大きな地震が来るとテレビで言っていた など)

災害時 特に地震、津波など急に襲ってきて広範囲に被害が及ぶものは
この発生メカニズムが激しく機能し始めます

日ごろから潜在的に思っている不安、不満、願望が
「断片化」した情報を都合よく結びつけて
ありもしない話を合理化してゆきます

近年ではSNSの普及でデマ、流言飛語の拡散速度は早くなっています

また、口コミは説得力があるため
普段は冷静な人でも災害時には簡単にデマ、流言飛語の片棒を担いでしまいます

デマの片棒を担がないために

情報に流されることは日常でもありますが
そういうかわいい問題ではないのです

悪意のデマの片棒を担いでしまって加害者になるのは絶対にイヤです

誤情報で不利益を被るのはゴメンです

私は常に自分が正しいと断言できる自信がありません
いい年をして情けないと悩んだ時もありますが
それはそれでいいものだと自覚するようにしています
常日頃から以下のことを習慣にしていると
何かの足しになるかと思います

  • 「みんなが言っている」その”みんな”は誰なのか 心の中で言ってみる
  • 情報の出処(ソース)はどこなのか 実際に裏をとる
  • 非常時なので自分も冷静ではないと自覚する 自信家の方は要注意です
  • 何らかの客観的方法で情報をチェックしてみる
     信頼できる情報源を複数持てるといいのですが・・・

幸い日本は公共の電波で正しい情報が得られます
一部のマスコミの偏向報道が世間を騒がせていますが
マスコミに対する国民の不安の蓄積が
やがてパニックを招くことのないように
切に願います

 このラジオ なかなかいいなと思いました
 「災害時に使えるラジオとは」ではパナソニックを紹介したんですが
 こっちが欲しくなっちゃった